連載:抜本的政治制度改革

国をよくするために、国会議員はいる。

皆さん、こんにちは。愛知治郎です。

前回は私の考える「抜本的政治制度改革」の目的は、国会議員の質を高めることにあり、必ずしも議員定数を減らすことが目的ではないとお話しました。

ご存知の方もいるかと思いますが、組織論で有名な法則に「2対6対2の法則」というものがあります。
例えば、会社の営業部全体で営業目標を掲げると、決められた営業先以外にも自発的に営業先を開拓して飛び抜けてよい成績を上げる人が2割、決められた営業先を回って平均的な成績を上げる人が6割、積極的に働かず営業成績を残せない人が2割という人員構成になるといいます。
不思議なことに、上位2割の営業成績を上げたメンバーのみのグループにしたとしても、やはり「2対6対2」の構成になるそうです。最初は全員が積極的に動いて優秀な営業実績を上げたメンバーであったはずなのに、です。

国会議員もこの法則どおりになるとすれば、議員定数を極端に減らしてしまうと、日本のためにきちんと仕事をする人の数が減ってしまうことになります。そうだとすれば、国をよくするために、「抜本的政治制度改革」をするのですから、国会議員の数を減らすことだけが目的になってはいけない、というのが私の考えです。

では、私が考える「抜本的政治制度改革」が、なぜ国会議員の質を高めることに繋がるのか、次回お話ししたいと思います。

(第3回につづく)

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