連載:政局より国益を優先するべき

本筋の国会審議を望みたい

皆さんこんにちは、愛知治郎です。

人間である以上、間違いや過ちは誰にでもあります。大切なことは、その経験を真摯に受け止めて、変わろうとする姿勢ではないでしょうか。

少なくとも、自民党は2009年の総選挙後に下野して以降、深く反省し党再生に取り組みました。党の理念、政治姿勢、基本的政策を見直し、目指す国家像を示した新たな綱領を掲げ、生まれ変わろうとしました。
昨年12月の衆院選で、歴史的な大敗北を喫した民主党に、変わろうという姿勢を感じないのは、私だけでしょうか。

そもそも、日中両政府の対話が途絶えてしまったのは、民主党前政権による外交上の失敗によるものです。そのことをきちんと反省せず、政局で優位に立とうと揚げ足を取るような対応に終始することはあってはならないことです。
川口議員は、国益を守るためとはいえ手続きが不十分だったことを認め、陳謝しています。それにも関わらず、野党が共闘して解任決議に持ち込んだことは、今後の政治不信を招きかねません。本筋でないことに明け暮れ、大切な審議を疎かにする野党の行為は非常に無責任な態度だと思います。

『論語』には「過ちて改めざる是を過ちという」(あやまちてあらためざるこれをあやまちという)という言葉も記されています。「過ちはだれでも犯すが、本当の過ちは、過ちと知っていながら悔い改めないことである」という意味です。
繰り返しになりますが、現在の中国との不調和を引き起こしたのは、民主党前政権です。その過ちも認めないままに、さらに元外務大臣が中国の外交担当と会合することが国益にかなっているとわかっていながら、与党の足を引っ張りたい野党側が政局優先で滞在延長を認めず、さらに国会審議も捻じ曲げてしまったことこそが、本当の過ちではないでしょうか。(終わり)

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