連載:政局より国益を優先するべき

政局より国益を優先するべき

皆さんこんにちは、愛知治郎です。

私たち政治家の使命は、世の中をよくし、明るい未来を全国民にもたらすことです。国家国民のことを思うならば、政局より国益を優先するべき、という思いを今回改めて強くしました。

「過ちては改むるに憚ること勿れ」(あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ)ということわざがあります。『論語』に出てくる一文で、意味は「過ちを犯したことに気づいたら、体裁や対面などにとらわれず、ただちに改めるべきだ」という戒めです。

川口議員は、4月25日に予定されていた環境委員会が中止になったことを、きちんと謝罪しています。その上で申し上げれば、尖閣諸島をめぐる日中対立により、両国間の要人の直接対話がほぼ途絶えているなか、国益を考えて我々自民党は野党に帰国延期を打診していました。しかし、野党は頑なに延期を拒みました。委員会開催にこだわるなら、委員長代理を立てて開催することも可能だったのに、そういう手続きはしませんでした。

25日の委員会で予定されていたのは、法案提案理由の説明。あらかじめ作成され、配布済みの文書を、儀式的に読み上げることから「お経読み」と呼ばれています。それが流会になったといって、陳謝する常任委員長を解任するのは行き過ぎがあったのではないでしょうか。
形式にこだわって大局を見ずに国益を損なうことをした責任は、本当は野党側にあるのではないかと、私は考えます。

次回、この件に関して、もう少し大きな政治的経緯についてお話ししたいと思います。

(第3回につづく)

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